内需拡大の要、自動車業界

 Web版中国新聞ニュースで高卒者向けの自動車業界での求人が回復基調を迎えている、という報道がありました。その背景には円安によって輸出力を取り戻したことが大きな要因としてあります。そのため求人件数は昨年の3倍、理論上は一人辺り6社も応募できる企業があるという計算になります。

 

期間従業員への懸念

 このケースの場合は分かりませんが、特に自動車の製造工場などは期間従業員として採用することが多い業種です。2008年のリーマンショックのとき、大量の非正規雇用者が解雇(雇い止め)されたのはまだ記憶に新しいところです。このように、一人につき6社も応募できる企業があるといっても、期間決めの求人案件ということもありますので、注意が必要です。もっとも就職先がないよりはいいことだとは思いますが。

 

内需拡大への期待

 しかし自動車業界の隆盛は、土木建設業には及びませんが、大量の雇用の場を提供してくれますから、内需拡大につながり、景気が回復し、消費性向を刺激します。そうなれば企業全体が元気になり、自動車業界の採用活動が活発化することでしょう。そうなれば期間従業員ではなく、基本的には期間の定めがない正社員である『限定正社員』として大量採用が生まれる、そういう期待が感じられます。先述したように、大量の従業員を雇用する業種だけに、この限定正社員制度が正式に法制化されれば、おそらくどの業界・業種よりも、自動車業界での採用活動が活発になるでしょう。なぜなら非正規よりも帰属意識が期待でき、且つ業績不振のときなどは、事業所を一つ閉鎖すれば、限定正社員も合法的に解雇できるのですから。嘗ての大量解雇・雇止めと同じように。

 


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